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読書メモ「ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)」

さて、予告どおり今回読んだのは伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」です。久々の書き下ろし長篇とのことでもう読む前からワクワクしていたんですが、読む始めてからもワクワクが止まりませんでした。ワクワクだけでなくドキドキも止まりませんでした…

読書メモ「フィッシュストーリー(伊坂幸太郎)」

「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4篇を集めた中篇集。中でも気に入ったのは表題作の「フィッシュストーリー」と書き下ろし作品の「ポテチ」。どちらも「伊坂氏らしいなあ」と頷くことができる作品です。「フィッ…

「ピューと吹く!ジャガー」を読んで将来が不安になったのは何故なんだぜ

実写版の映画公開も間近で絶好調の「ピューと吹く!ジャガー」の最新刊、14巻が発売となったので、うすた先生が大好きな僕は早速書店で買い求めた訳です。相変わらずの面白さで1話1話噛みしめながら読んでいた訳ですが、ふと「僕は一体何歳までギャグマンガ…

読書メモ「砂漠(伊坂幸太郎)」

いわゆる「青春小説」と言いますか、高校生や大学生の主人公が仲間と云々かんぬん…という話は、自分の学生時代のことを思い出してしまって、どうにも苦手です。自分の大学時代の思い出といえばそれはそれは苦いものがあって、まあいつかブログに書いてみたい…

読書メモ「終末のフール(伊坂幸太郎)」

何の前知識も無く読み始めたので、本当に文字通り「終末」をテーマに書かれているとは思いませんでした。この「終末のフール」は8年前に小惑星が地球に衝突することが発表され、その衝突が3年後に迫っている世界に生きる人々の物語。こんな突拍子も無いとも…

町田さんの作品が読みたい

「本を読みたい病」の最中でありまして、次に誰の本を読もうかなと考えていたところ、そうだ、町田康さんの本を一度読んでみたかったんだ、と思い出しました。人力検索でよく「お勧めの作家」に挙げられることも多いからです。そんな中、タイムリーなことに…

チュンソフトは「忌火起草」なんかよりも「街2」を作るべきだ

たまにはゲームの話題を。妄想だけど。 僕はゲームが好きなんですがゲームばかりをしていると、突然「本を読みたい欲」がむくむくと頭を擡げてゲームをやらなくなるときがあります。最近そんな時期が来て一気に読みました。伊坂幸太郎さんの「チルドレン」と…

ゲドを読む。

6/6に配布が開始された文庫本のようなフリーペーパー「ゲドを読む。」ですが、早速ゲッドしてきました。まず近くの書店を探したのですが、影も形もなく、「やばい、早くも品切れか?」と焦りました。仕方がないので少し遠くのTSUYATAへ向かうと、レジ前のPOP…

ハックハックこんにちは!

読書メモ「ぼくばな1号」 メディア: クリック: 36回この商品を含むブログを見る「ぼくばな1号」というタイトルからもわかるように、「ぼくが○○したはなし1号、略して『ぼくばな1号』」という内容です。つまり、サイコロトークでこの目が出たらどんなことを話…

読書メモ「手紙(東野圭吾)」

またしても映画原作。ミーハーですみません。両親が無く、弟のために必死で働いていた兄が強盗殺人で逮捕された。それ以来いつだって兄の存在が弟の人生に暗い影を落としていた。獄中の兄からの手紙と共に。映画化にあたり、「感動作」だなんて煽られていた…

読書メモ

忘れてた。読んですぐに書かないと忘れてしまう。 「明日の記憶」(荻原 浩) 僕は記憶力が本当に無くて、「右から左へすり抜ける」「三歩歩いたら忘れる」「一度病院で診てもらった方がいい」と奥さんから揶揄される程なんですが、この本を読んで自分が考え…

読書メモ「「たま」という船に乗っていた(石川浩司)」

id:LittleBoyさんの「てれびのスキマ」で知ったのですが、たまのランニングこと石川浩司さんが自身のサイト上で絶版となった著書「「たま」という船に乗っていた」を無償で公開していました。無償で公開なんて太っ腹。ぼったくりで有名なAmazonのマーケット…

読書メモ「死神の精度(伊坂幸太郎)」

今さらと言わないでください。ここぞと言うときまで取っておいたんです。伊坂さんの作品は大好きなんです。大好きだから、氏を代表するこの作品は読むのがもったいなくて。で、連休も終わってしまった悲しさを紛らわすために、元気を出すために読みました。…

読書ログ「クライマーズ・ハイ(横山秀夫)」

航空事故がトラウマだ。日航ジャンボ機墜落事故は物心がついていなかったので記憶にはないのだけれど、毎年のニュースやドキュメンタリーを観る度に、背筋が寒くなり悪夢にうなされる。二度と起こしてはいけない事故であると心に刻まれている。記憶に残って…

本が捨てられないなら、捨てなきゃいいじゃない。

みんな大好きデイリーポータルZの記事から。 @nifty:デイリーポータルZ:古本をキレイにする方法 主題は「古本をキレイにするコネタ」なんだけれど、注目したのは大塚さんを初め、みんな本が捨てるに捨てれず売るに売れないと思っていること。そうですよね…

本は読んでるんだけど、どうも身についていない気がする

ブログに読書メモ ITmediaにこんな記事が今年の一押し──徳力基彦 ブログに読書メモ ライフハックというのとはちょっと違うかもしれませんが、やってみて良かったと思っているのは、これまで漫然と読み流していた本から、自分が気になったポイントや印象に残…