町田さんの作品が読みたい

「本を読みたい病」の最中でありまして、次に誰の本を読もうかなと考えていたところ、そうだ、町田康さんの本を一度読んでみたかったんだ、と思い出しました。人力検索でよく「お勧めの作家」に挙げられることも多いからです。

そんな中、タイムリーなことにこんな話題がありまして。

 芥川賞作家でロック歌手の町田康(こう)さん(45)が、千葉県内を車で移動中にロックギタリストの布袋寅泰(ほてい・ともやす)さん(45)に顔などを殴られ、けがを負ったとして、同県警君津署に被害届を提出していたことが25日、わかった。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070726i501.htm

あのエガちゃんのテーマでおなじみの(と言ったら絶対怒られる)布袋さんが町田さんを殴った、と。

それに関連して思い出したのがこのエントリ。「時効警察」の脚本・監督でもおなじみのケラさんのブログです。

近くのスタッフに事情を聞くと、どうやら、出番だというのに町田氏がいないらしい。

(引用者により中略)

25分か30分は経っていたと思う。
ようやく町田氏が戻って来た。
皆、肩を撫で下ろしたのもつかの間、氏の顔を見て固まった。

血まみれなのである。顔面が。

歯が折れている、と誰かが言った。
それも一本や二本ではない、と。
一本や二本ではない、ということは、おそらく三本でもないだろう、と思った。人は、三本の歯が折れている者を見て、「一本や二本ではない」とは言わないものだからだ。

奇妙なのは、誰一人として「何があったのか」を聞こうとしないことだ。
怖いのである。
全員が町田町蔵を恐れていた。

こうして、町田氏は平然と顔を洗い、おもむろにステージに出ると、何事もなかったかのように、いつもの、前屈みになって喉を振り絞るような歌い方(今から思うと、あれはジョニー・ロットン風だったのかと思う、P.I.L.時代の)で
歌い始めた。

一体外で何が起こったのかは、ついぞ謎のままだった。

ケラリーノ・サンドロヴィッチblog 「日々是嫌日」 : 町田氏の謎と思い出。 - ライブドアブログ

俄然興味が沸いてきました。なんで殴られてばかりなんだ。一体どんな方なんだろう。

と言うわけで何が言いたかったのかと言うと、町田さんの作品でお勧めを教えてください、と言うことです。