「ピューと吹く!ジャガー」を読んで将来が不安になったのは何故なんだぜ

実写版の映画公開も間近で絶好調の「ピューと吹く!ジャガー」の最新刊、14巻が発売となったので、うすた先生が大好きな僕は早速書店で買い求めた訳です。

相変わらずの面白さで1話1話噛みしめながら読んでいた訳ですが、ふと「僕は一体何歳までギャグマンガを読んでいるのだろう」「この時間を利用してもっと有意義なことをすべきじゃないのか」「もういい年なんだから、小難しいビジネス書の一つでも読んだらどうだ」「だからお前はいつまでたっても子どもなんだよ」「このエロきのこ!」「そんなんでこれから生きていけると思うのか」と急に将来が不安になってしまった。

確かに僕がこうして読んでいる間にも、同年代の友人たちが家族を築いてく、じゃなかった、同い年の人が社長になったり株で儲けたりスパムサイトで儲けたりしているはずなんです。あ、スパムサイトで儲けるのはよくないな。まあともかくみんな自分より数倍がんばっているはずなんです。それに比べて自分は何という体たらく!

でも、ジャガーさんは悪くない(ハマーは悪いけど)。14巻が悪い訳でもない。うすた先生も悪くない。と言うかそもそもギャグマンガを読んでも悪くないんじゃ?こうやって読んで気分転換になるのであればそれはそれで有意義だし。まあいつだって気分転換ばかりしている訳なんですが。これまでもうすた先生の作品を読んだからこそ、笑顔で生きてこれたと言っても過言です。もとい、過言じゃないと言ったら過言かもしれません。カゴン、ってカタカナで書くとなんか怪獣っぽい。


思い起こせば学生の頃、「すごいよ!!マサルさん」が周りで流行っていました。挨拶は『ラバーメン(ゴム人間)』でしたし、何かと言うと「ヨロシク仮面」「メソ…」とつぶやいていました。

ヨロシク仮面*1と言えば、そんな周りの友人うちの一人にノブオ君(仮名)という子がいて、彼はいつもニューバランスのスニーカーを履いていたのですが、そのスニーカーのロゴの『NB』と自分の『ノブ』をかけていたんでしょうね、しかし僕らは「ノブ ブリーフ」の略だ、むしろ「ノブリーフ」だ、と親しみをこめてノブリーフというあだ名をつけてあげたんだっけ。元気かな、NB(ノブリーフ)。

ああ、全く関係なかった。

と言うわけで、こころの支えとしてこれからも「ピューと吹く!ジャガー」を愛読していきたい所存です。

*1:必殺技は「ブリーフの舞」で、これをすると大気中のブリフィッシュエネルギーを吸収し、よりエレガントな男になれる。(Wikipediaより)