まだ限的サンリオピューロランドの楽しみ方

まことに残念ながら2008年のお正月も終わってしまいましたが皆さんはどのように過ごされましたか?

海外?いいですね。一度で良いから正月をハワイで迎え、芸能リポーターにインタビューされてみたいものです。初詣?いいですね。明治神宮とか成田山とか行ってみたいですね。詣でたい。ディズニーランド?いいですね。ミッキーやミニーと一緒にカウントダウンなんて最高。

僕ですか?僕は予算的にも時間的にも上記のようなことは無理です。でも折角だから出かけたい。うーん。

浦安にディズニーランドがあるならば、多摩にはピューロランドがあるじゃないか、と言うことで「サンリオピューロランド」に行って来ました。

しかし妻や子どもは楽しめるかもしれないけれど、いいおっさんがピューロランドというのはちょっと…と思いきやそれなりに楽しめたので、そのそれなりの楽しみ方をご紹介したいと思います。


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自宅から車で1時間弱。存在は知っていたけれど意外と近かったです。ピューロランド地下の専用駐車場は満車だったので、近くの提携駐車場に。こちらは比較的空いていました。外観からかなりファンタジックですが、内部ももちろんファンタジックです。早速パレードが始まるようなので観ることに。


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これが意外と大掛かりでびっくり。上から吊るされてくるくる回ったり、飛んだり跳ねたり。キティも何か上空で乗り物に乗って登場していました。

登場する人がいい意味でも悪い意味でもコスプレの範疇と言いますか、コスプレ好きにはたまらないんじゃないかと言う感じ。そういう意味で面白かったのですが、こちらにも注目。


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この人は運転手役なのですが基本、手を叩いているだけです。歌ったり踊ったりはしません。口ずさんはいるようですが、大きなアクションは取らない。ただただ周りで踊っている人の合いの手を打っているといった感じです。かなり無表情で。幾分つまらなそうにも、やっつけ仕事的にも見える表情です。これがたまらない。

ですが、これは演出なのでしょう。「自分だって踊りたい、でもまだ運転手しかまかされていない。いつか、きっと、この舞台で華麗に舞ってみせるわ!」と言ったストーリーが隠されているに違いありません。じゃなかったらあの表情は問題ですからね。


そしてもうひとつ。
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こちらは小道具を片付ける役のようですが、衣装が運転手よりさらに簡素。完全に黒子です。表情も楽しそうではない。良いですね。

子どもが途中で飽きたので退出したけど。

あとはキティちゃんのおうちがあったので行ってみたりしました。キティちゃんのおうちにお邪魔するには有料なので別途500円(のチケット)が必要です。キティちゃんと記念撮影が出来ます。出口でその写真が1000円で購入できるのはお約束ですね。1枚だけ持参のカメラでスタッフが撮ってくれるのは幾分良心的ですが。

その他で気になったことと言えば、いたるところで1回500円とか1000円とかのクジ(景品が当たる)をやっていたり、おみやげを売っていたりで、かなり「お金を落としていってください」的な雰囲気をかもし出しているのがディズニーランドとの大きな違いかな、と思います。楽しくてもすぐ現実に引き戻されてしまう。その点はディズニーランドは徹底していますね。異次元の世界ですもんね。

と言う訳で楽しんできましたピューロランド。入場料が大人3000円(も)しますけどコスプレ好きな方とかサンリオ大好きな方にはオススメできます。たぶん。