はてなが目指す理想のワールド

なんて大層なタイトルをつけて始めたこのエントリですが、今日もはてなの話題でどうもすみません。まあいいじゃないですか、ここははてなだし。miximixiの話題をするのは悪くはないだろうし、ココログniftyの話題をするのだって悪くないはず。するかどうかは別として。

CNET Japanid:jkondoこと近藤淳也社長のインタビューが掲載されていました。はてな大好きっ子のみんななら当然もう読んだよね?僕もはてな大好きっ子なので2回ぐらい読みました。声に出して読みました。

で、Hatena Inc.設立からこれまでのことを語って(というかしゃべって)下さっているんだけれど、気になるところがありました。というか全部気になるので、一つに絞る。他の気になるところはもっと賢いダイヤラーが言及してくれると思うので。はてなスターのくだりで、

 インターネットの良さってどこかで世界の人につながる可能性があるっていうところだと思うんですね。そこがどうしても諦められなくて。

 わざわざ外に書くようなことじゃないってことでも気軽に書いて、さらに良いことがそこで起こるっていう連鎖反応みたいなことが起こせれば、もう少し使ってくれる人も多くなるだろうし、世の中にとってもいいんじゃないかなと根本的に思ってるんですね。

自己採点は60点? Hatena Inc.が過ごしたシリコンバレーでの1年間 - (page 3) - CNET Japan

とまあこれははてなに関わらす、ブロガーにとって心に留めておいて損はないかと思ったり。僕も良くあるのだけれど「これはチラシの裏レベルだからエントリするのは見送ろう」と考えすぎて結局何も言えないよりも、何気ないことだって書く事に意味があるんじゃないのかと。

で、「どんな事だって書いてもいいんだよ」と言ってもらえる(書いた本人がそう思える)ために生まれたのが「はてなスター」であるんじゃないかとも思います。はてなスターが後押しをしてくれるわけです。


連鎖反応といえばこの歌を思い出した。

なんてことのない作業が この世界を回り回って
何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ

彩り

またそれか、と言われようとも、今年はこの歌詞がいやにしっくり来ることが多いんで。自分がブログで些細なことを書いて、それを誰かが読んでくれて、笑ってくれたり役に立ったりしたら、それだけで嬉しいわけです。

だから、世界中がインターネットで繋がっている今、何処の誰かも知らない人の笑顔を、共感を、繋がりを作り出す、そんなサービスをはてなは作ろうとしているのではという妄想をしてみました。