はてなが京都に作るモノとは

いつも言われていることだけれど、「はてな」という会社は実に変な会社ですね。今回「京都に戻る」というだけで、CnetやImpress WatchITmediaなどで報道され、ユーザは「東京からいなくなってさびしい」「ようこそ京都へ!」とコメントをする。

これが「livedoorが京都に移転!」となっても、「なんで京都?」という突っ込みはありそうですが、さびしいだの嬉しいだのと言ったコメントは聞かれないんじゃないでしょうか。そうでもないんでしょうか。

まあ、こういったコメントが聞かれるのも「はてな」が愛されている証拠ですよね。みんなはてなが大好きなくせに、何かとDisったり、文句を言ったりもする訳です。ツンデレは今時流行りませんよ。もっと正直に、それこそ「Friendly Shower」のようにフレンドリーに、にこやかに、ポジティブにいたいものです。いつでも微笑みを。

今回、「ものづくりに集中するため」と言うことで京都へ移転するそうです。決して梅田さんと決別したからでもないようで安心。まあ、お子さんが生まれるから(おめでとうございます!!!)、というのもあるかもしれませんね。子育てって大変ですから。本当に。

では、はてなは京都でなにを作るんでしょうか?

今回の京都移転によって、はてなの新しい発展の契機をつかむと同時に、いず
れは京都が日本のシリコンバレーのような場所となり、インターネット産業の
流れを変えることができればと考えています。

プレスリリース - 株式会社はてな

京都をシルコンバレーのような場所にする。ようするに「はてな村」を作るんじゃないでしょうか。

京都での生活をUstreamで見せたり、新しいサービスを作る過程を見せたり、サービスをつくる途中で天候不良や外敵によって不作になったり、ダイアリーで小火を出したり、社用のインプレッサで日本一周したり、「一日でサービスを何個作れるか」とか

って村違いでした。

ネタですみません。

何を作るってサービスに決まってますよね。

別に京都でなくても…、とも思いましたが、インターネットだから場所なんて、リアルなんて関係ないのか、といえばそうではなくて、やっぱりリアルな環境は大切なんだと思います。リアルなヒトと会うことも大切。たとえビデオチャットが普及しても、さらには、メガネに装着する大画面モニタみたいのが普及して、ヴァーチャルに回りにヒトがいて会話が出来るようになっても、リアルにヒトと会うのには敵わない。

ネットに篭ってる僕が言えたことじゃないのかも知れませんが。


ともかく、京都に移転することによって、新しい、はてならしいサービスができることを、いちはてな大好きユーザとして期待させていただきます。期待するのってタダだから簡単ですよね。簡単だしズルイけど、応援だけはしていきたいです。