非リア充

何がリアルで何がリアルじゃないのか良くわからなくなっている時代ですが、あーそれは言い過ぎですね、それじゃただ幻覚を見ている人みたいだ、要するにネットとリアルの境目は曖昧模糊な感じですよね。

先日美容院に行ったのですが、カット中は美容師さんと軽快なトークをするわけですね。で、テレビとか映画とかタウン情報的な話題とか、まあたわいのないことを話すことになると思うのですが、困ったのが「最近、何か変わったことありました?」という質問。

変わったこと…、これは非リア充には困る質問です。どこかに遊びに行ったでもなく、スポーツしてるわけでもなく、特別何かを買ったわけでもない。

自分が最近印象に残っているのは「休止していた好きなブログが再開した」とか「おもしろいブログを見つけた」とか「自分のブログを書くのが最近楽しい」とか「Twitterも楽しい」とか、全部ネットの話題で、これは自分でもヒトとしてどうかと思ったのだけれど、実際そうだったのだから仕方がない。僕にとってはそれがリアルなんだからしょうがない。だけど美容師さんとのトークテーマとしては正解ではない。前にあまりネットはしない、と聞いていたし。

これが美容師さんが「はてなでブログ書いているんですよー」などと言っていたら、「id何ですか?見に行きます」と話をふることもできるし、上記に挙げた話題もしても差し支えないと思うのですが、担当の小池徹平似のイケメン美容師さんにはとてもじゃないけど話が出来ないきのこでした。

仕方がないので「さっきパルコ前でポカスカジャンガリガリ君の歌を歌っていた」という話でごまかしましたとさ。

リア充はこれだから困る。リア充関係なく、ヒトとして駄目なのか。どうもすみません。