Wii Fitの登場でWiiは「毎日起動されるゲーム機」になり得る

最近はめっきりゲームをやる時間が取れなくてやきもきしているきのこです。もう胞子出そう。マリストの特訓をして対戦したいのに!

そんな中、任天堂はカンファレンスなんか開いちゃって、嬉しいやら嬉しくないやら。いや、嬉しいんですよ。あんなにたくさんの魅力的なタイトルを発表してくれちゃって。それが逆に困る。あんなにたくさん買えないですよ。11月、12月にどれだけ買えばいいのですか!いや、それほど買わないにしても、毎月1本買うだけでも厳しいんですよ、いろいろと。現に10月25日にゴースト・スカッドが出ちゃいますけど、これすら買えるか怪しい。
マリストもろくにプレイしていないのに、またソフトを買ったら、
「またゲーム買ってきたの?」
と罵られること間違い無しですよ。それなのに翌週(11月1日)にスーパーマリオギャラクシーなんて買って帰ったら「また」どころの騒ぎじゃないですよ。んで11月15日にバイオハザード・アンブレラクロニクルズが出ちゃう。
12月1日には大本命のWii Fitが出る。翌週12月6日にはNO MORE HEROESも出る。予算的にも家庭の都合的にもとても無理のあるスケジュールです。

もう一人じゃ買いきれない。こんなとき、妻がゲームにもっと理解があったら、と思います。こんなカップルのように。

なんかオタカップルだったらしいです。

べ、べつにうらやましくなんかないんだからね!本当にうらやましくなんかなくて、と言うのも、今回の任天堂の発表でまたゲームに興味をもってもらえることを確信したからです。

妻は普段から体重を量るのが好きで(いや、別に好きで量ってるわけじゃないのかもしれないけど)、一日10回は量っているようです。それほど頻繁に体重が上下するとは思えませんが、量っている。そんなに体重が気になっているのなら、Wii Fitはうってつけ。自然とWiiの起動回数が多くなること間違いなし。ひょっとしたらようやく「毎日起動されるゲーム機」になるのかもしれません。これで僕も大手を振ってWiiで遊ぶことが出来る…ようになって欲しいです。

Wiiはゲーム人口の拡大には成功していますが、継続は出来ていない。新規開拓層の現在のWii起動率は間違いなく下がっているでしょう。岩田氏が今回掲げているように「継続的なゲーム人口の拡大」はこれからのWiiにとって重要な問題となっています。「ゲーマー」な方々からしたらWii Fitは重要視されていないかもしれませんが、DSやWiiからゲームを手にした層、特にその中でも女性には、Wii Fitはキラーとなるに違いありません。

ゲームの中の自分より、リアルな自分のほうが興味がある、と言うことじゃないでしょうか。ゲームの中の自分の経験値を上げるより、リアルな自分の経験値を上げたほうがずっと有用だと思っている、とも言えるでしょう。ゲーム(メーカー)からしたら悔しいかもしれませんが、リアルには勝てない。そこを突いてきているのがWii Fitでしょう。リアルな自分の体を動かすことによって、ゲーム中の値も変化するし、もちろんリアルな値も変化する。それを記録する。新規開拓層全体にいえることじゃないかもしれませんが、少なくとも我が家ではWii Fitはヒットするに違いありません。

Wii Fitがこれからの任天堂の運命を左右すると言っても過言ではないでしょう。要注目です。