交わらない平行線

Web上の出来事も、ゲームも、興味がない人には当然理解できないわけです。当たり前ですが。その当たり前に挑戦しているのがゲームであればWiiであったりDSであったりするのですが、Webであればなんだろう。


いくらWebが日常で不可欠な存在になったと言っても(まあ確かにゲームよりは日常的なものになったと思う)、まだまだWebは使う人だけ使うものなのかなとふと思いました。Web上の出来事が当たり前であったり、みんながみんな知っているわけではないのですね、やっぱり。Web上では常識でも日常では非常識。


とまあそんな大それた話でもないのですが、ある日の奥さんとの会話。会話の前後にはあまり意味がないので省略。


・・・
奥「それ、うぴしたら?」
c「(うぴ?なんだろう?)」
奥「そういうのをうぴするサイトがあるんだってさ」
c「(あ!うpのことか!うぴって。うぷだようぷ。
  でもなあここで『うpだよそれは』とか突っ込んだら突っ込んだで
  また『オタクくさい』と罵られるな…。よしここは流そう。)」
c「へー、そうなんだ」


というやりとりがありました。確かにWebではよほどのことがない限りふりがななんて振ってないし、一見読み方がわからない言葉はいっぱいなんですよね。Web上ではあたりまえでも一般的に当たり前でもなんでもないわけです。


ってわかりきっている話なんですが「うぴ」って言う言葉の響きがあまりにも新鮮だったので。


あと、何かの拍子でデイリーポータルZを初めて見たようで、笑いながら
「なにやってんの、このオッサン
と言っていました。林さんの記事を見ながら。
DPZの林さんと言えばWebやぎの目でも有名で、弱小ブロガーとしては「ああ、林さんはおもしろいなあ、さすがだなあ」と思うんですが、一般的な認知度なんてそんなものなんですね。林さんをオッサン呼ばわり。


GameはGame2.0となり効果をあわらしていますが、WebがWeb2.0になってもまだまだなんだなと思う今日この頃でした。