吉野家のそば

最近牛丼が「ほぼ復活」となりCMも多く流れるようになった吉野家ですが、最近行ってきたのでたまには毛色の違ったことをやってみるのも良いだろうと思いエントリ。

牛丼がなくなり久しく行っていなかった吉野家ですが、ちょっとと言うかすごく惹かれた点があり、行ってみました。

牛丼ののぼりを久しぶりに見ましたが、その左にある幕も気にしてください。そうです、そばです。蕎麦
最近リニューアルオープンしたこの吉野家では「蕎麦」を扱っているんです。散々既出のネタだったらすみません。

中に入ってびっくり。まず、店員さんに出迎えられ、席を案内されます(昼時で混んでいたので「空いている席へどうぞ」と言われただけですが、すいてきたら案内されていました)。そして吉野家の代名詞でもある「U字テーブル」がないんです。その代わりに中央(対面)をパーテーションで区切られた長テーブルがあり、壁面にはテーブル席が5〜6箇所ありました。まるでファミレスのようです。座席には呼び出しボタンもあり、内装も和食ファミレスのようにちょっとこ洒落ていて、往年の吉野家のイメージとはかけ離れています。


そしてメニュー。牛丼や豚丼をみると吉野家だと実感しますが、異彩を放っているのが「蕎麦」と「天丼」。天丼はどんぶりつながりでいいとしても、蕎麦があるのはやっぱり違和感。種類も意外とあるし。
で、注文したのが「蕎麦とミニかきあげ丼のセット」。ここまで来たんだから新商品を試してみるしかありません。ちなみに蕎麦はあたたかいのとつめたいのが選べます。


それほど待たずに来ました。感覚としては牛シャケぐらいの待ち時間
蕎麦もかきあげ丼もそれなりにボリュームがあります。早速食べてみました。

…うん、普通。
そばは十割蕎麦とのことですが、それ以前にすごく細い。そのせいか風味があまり感じられないような。茹で時間短縮のために細くなるのは仕方ないかもしれませんが、もう少し太くして欲しいなあ。細いせいか、食べ終わる頃には汁の中に切れ切れになった蕎麦が浮かんでいました。
ミニかきあげ丼はなかなかおいしい。たれも甘すぎず、ボリューム感もあるので(実際にはそれほど多くありませんが)満足感が得られます。ただ、「揚げたて」と謳っているのにあまりかきあげは熱くありませんでした。かりっとしてるわけでもないです。

総評としては「まあ美味しいかな」くらい。これで490円だからそれ相応といったところでしょうか。それにしてももう少し蕎麦を太くして欲しいなあ。少しぐらい待ちますよ。でも「安い・早い・うまい」の「早い」を犠牲にしないためには仕方ないのかな。レパートリーが広がったのは喜ばしいことですけどね。汁物があると食べやすいし。

それにしても周りのお客さんは結構「牛丼と蕎麦のセット」を頼んでいました。牛か…。未だに米国産牛肉に疑問を持っているのは自分でもどうかと思いますが、でも恐いなあ。問題発覚前にさんざん食べてきて今更と言われてしまえばそれまでなんですが。この問題は難しいね。