MP3プレイヤーの思い出

さて突然ですがここで問題です。これは何でしょう。

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iPod touchかな?新しい携帯かな?…そんなの今の僕に買えるはずありません!

正解は…


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SONYCLIEでした!片づけしてたら出てきた。

音楽も動画も楽しめるというPDAだったので思わず買ってしまったのですが、今となってみればもったいない買い物でした。当時の自分に伝えることが出来るのならば、「それを買うお金があるのならば、貯めておいて『iPod touch』を買ったほうがずっとずっといいよ!」と全力で引き止めたいです。

当時、これを買う前まではMP3対応のポータブルCDプレイヤーを使っていました。これがまた使い勝手が悪くて、媒体がCDなので目的の曲を探すのに、シークばかり時間がかかってイライラしながら使っていました。でも費用と容量のことを考えると、仕方がなかったのです。

そしていよいよこのCDプレイヤーも壊れ、新しいプレイヤーを買おうということでビックカメラかどこかに行きました。で、当時はまだ高価なフラッシュメモリタイプのプレイヤー、確か「Rio」だったと思いますが、256MBくらいで1万円以上したはずで、それを買う寸前のところでこのCLIEに出会い、思わず買ってしまいました。買う寸前のところまで行っていたので、Rioの販売員のお姉さんからRioの携帯クリーナーを貰ったのを覚えています。買わなくてごめんなさい。それがもう5年くらい前の話。

それが今では256MBのプレイヤーなんて1000円台で買えるし、CLIEは撤退するしで時代の流れの速さを実感します。「iPod touch」だってもう5年もすればずっと安く買えるようになっているのかもしれません。

今でもQWERTYキーボードのついたスマートファンとかtouchとかに憧れるのは、この「CLIE」から始まっていたのでしょう。そして僕にはCLIEは使いこなせなかった。ゆえに僕はスマートフォンもtouchも買わないほうがいい、という結論に無理矢理結びつけて、ただ買えないだけという空しさを埋めたいと思います。