伝説の深夜番組「三宅裕司のワークパラダイス」がDVDになって復活!その名も「三宅裕司のワークパラダイス ~生瀬勝久伝説のひとり不可思議20職~」

昨日「14歳の母」を観ていた。最後の場面、カメラのファインダーが涙で滲んでしまう演出、そして泣かまいとわざと明るく振舞う生瀬さんの演技を見て、思わず泣きそうになった。そこで「ダーリンダーーリーン」と曲がかかるわけですよ。もう。

やはり生瀬さんは良い俳優だなあと感心していたところふと思い出した。「ワークパラダイス」は面白かったな、と。ご存知でない大多数の方に説明すると、

一見するとトーク番組のように見えるが実際はアドリブコント番組である。一風変わった(架空の)職業に就いている人を生瀬勝久が演じ、司会の三宅裕司がインタビューしていくという内容である。
(「http://ja.wikipedia.org/wiki/三宅裕司のワークパラダイス」より)

まぁ、なんのこっちゃわからないと思われたことでしょうが、とにかく生瀬さんの迫真の演技がおなかをよじれされるのです。舞台俳優から来た方なので、アドリブ喜劇といってもいいのかな。とにかく生瀬さんの振る舞い、言動が可笑しくてたまりません。
職業の一例を挙げると

ウナギぬめり選別士 杉原恭一(すぎはら きょういち)
うなぎのぬめり(杉原曰く「ヌルヌル」)を「上ヌラ」「並ヌラ」「捨てヌラ」の三種類に選別する仕事。上ヌラが最上級品で最も滑りがよい。主にバラエティ番組におけるウナギつかみの難易度、罰ゲームとして使われるウナギのヌルヌル具合の要望に応えている。杉原本人によると、年収は大学卒の初任給(20万円)程度らしい。社員は杉原を含めて5人。

こんなキャラクターをアドリブで作り上げていくんだから、すごいの一言。きっと「ウナギぬめり選別士」だけが決まっていて、「上ヌラ」のくだりはアドリブでしょう。こんなキャラクターが毎週出ていました。
まだ面白さがわからないって?たぶんそうでしょう。だからDVDを観てもらいたい。というか自分が欲しい。欲しい欲しい欲しい。1万ちょっとする(Amazonで)。発売日は2006/12/22。予約するボタンをすぐにでも押したいんだけれど、今週末にはWiiが出てソフトも買うからお金がない。D端子は翌週以降らしいから、これも買いたいし。GCソフトも確保しなければ。ああ、どう足掻いても足りない。Wiiを質に入れてでも買うか。それじゃあ意味がないな。今はすぐに廃盤にならないように祈るのみ。そうか、みんなが買ってくれたらすぐには廃盤にはならないな。だまされたと思って買って下さい