チェコフェスティバルに行ってきた

初めてのフェス

「フェス」というものには縁がなく、ロック・イン・ジャパン・フェスティバルにもライジングサンロックフェスティバルにも行ったことがないのですが、今回ようやくフェスに参加することが出来ました。それが「チェコフェスティバル」です。僕はあまりチェコのことを知らなかったのにもかかわらず、なぜ参加したかというとid:hrykm169こと怪獣ヒロンさんに誘われたから。あのヒロンさんに直々に誘っていただけるということはとても光栄なので、即チケットをローソンで購入し参加することにしました。

参加者のご紹介

まずは参加した方々とそのエントリをご紹介。
・id:id:Artismoさん
id:hrykm169さん
 http://d.hatena.ne.jp/hrykm169/20080823/p1
id:soulfireさん
 http://d.hatena.ne.jp/soulfire/20080824/1219567337

人見知りをするのでドキドキしながら向かったわけなのですが、みなさん初対面の僕にとても優しくしてくださって、どうもありがとうございました。以前からよくヒロンさんのダイアリを拝見していたのでどんな方なんだろうとワクワクしていたんですが、このエントリの写真の通りでした。それだけじゃ良く分からないかもしれませんが、要するにとってもいい人でした。こんなこと書いたらイメージを壊してしまうかな…。心配です。

チェコフェス!

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では、僕のレポートも。場所は「TOKYO CULTURE CULTURE」で行われました。そのためチケットが必要だったのです。TOKYO CULTURE CULTUREというとアレです、よくデイリーポータルZで工作とかの作業を行うことでおなじみのトコです。おなじみじゃないですね。TOKYO CULTURE CULTUREというのはお酒を呑んだり食事を楽しみながらライブイベントを楽しめるオシャレスポットです。あまりにもオシャレすぎてオシャレではない僕は気後れするくらいの場所だったのですが、ステキなお店でした。

イベントの内容はチェコセンター所長のペトル・ホリーさんのお話(このホリーさんがとても個性的で面白い方でした)とか、チェコについてだけ書かれている雑誌「CUKR(ツックル)」編集長の梶原初映さんとライターの大塚幸代さん(DPZのライターとしてもおなじみですね)のお話とか、チェコの絵本「クルテク」(日本では「もぐらくん」として知られています)の翻訳をされている木村有子さんのお話とか、盛りだくさんでした。お話だけでなくチェコのTV番組や日本で放送されたチェコについてのTV番組、チェコの絵本や漫画やアート、そしてチェコアニメなども観る事が出来ました。

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一番印象的だったのがクレイアニメですね。チェコ語は分からないのですが(そもそもセリフはほとんどなかったような気がしますがあまり憶えていません)、セリフがなくても動きだけでストーリーが分かるようになっていて、どんなストーリーかというと、ダッチワイフと生涯を共にした男のお話。これだけだとギャグのように聞こえますが、可笑しくて切ない物語でした。軽く泣きそうになるくらいな結末で、会場でも「あぁ…」と声が漏れるくらいな終わり方で、クレイアニメ好きとしてとても気に入ったお話でした。

あまりにも気に入ったのでさっき調べてみました。ミハル・ジャプカ(Michal Zabka)さんというクレイアニメ映画監督の作品でした。「ミハル・ジャプカ ‐ アニメーションの世界」というのがチェコセンターで開かれていたようで、行った方のブログが参考になります。この方のブログの一番最後の写真が僕が今回見た作品です。作品名は「Mrs G」、チェコフェスでは「G夫人」と言っていたような気がします。この作品を知ることが出来ただけでも今回チェコフェスに行った甲斐があると言っても過言ではないくらいです。

チェコかわいいよチェコ

チェコについてあまりよく知らなかったわけですが、チェコのことがちょっと好きになった、そんな夜でした。チェコアニメはもっと観てみたいなあ。それはいいとして、あのヒロンさんに会える!とドキドキしたり、あの大塚さんとすれ違った!とドキドキしたり、ミーハーすぎる自分を自重したいと思いました。あと、みんなもっとヒロンさんの動画を観た方がいいと思います。