たまには携帯電話が壊れるのもいいかもしれない

こんなタイトルだと「携帯電話に縛られる生活から少しばかり離れるのも良いかもしれない」なんてエントリを想像されたかもしれませんが、残念ですがそうではありません。

個人的には携帯電話はなくてはならない存在ですので、壊れてしまうと「モバツイが出来ない!」(ろくに書き込みもしないのに)、「W2Chが見られない!」(どうせニュー速+とか芸スポ+とかゲハとかしか見ないのに)、と大変な事態に陥ってしまうので欠かすことが出来ません。メール?そんな機能もありましたね。通話?なにそれ?

じゃあなぜ「壊れるのもいいかもしれない」と思ったのかを以下に述べたいと思います。


一昨日のことですが、僕の愛機D902iが突然壊れました。D902iというのはこんな機種なんです。
ASIN:B000W7VUGE
所謂スライド携帯で、スライドさせるとテンキーがあわられます。いつものようにスライドさせたのですが、スライドしきったところで画面が真っ黒に。スライドをもとに戻すと画面が表示されます。でもスライドさせないとテンキーが操作できないのでスライドさせるとやっぱり真っ黒。そんなことを繰り返している間に、前触れもなく携帯が再起動。

だめだこりゃ。しかたがないのでスライドしきらない状態(半開き、というとちょっと違うかもしれないけれどそんな感じ)で何とかテンキーを操作し、その場をしのぎましたが、これは完全に故障ですね。そこで悪化して起動しなくなると困るのですぐに電話帳・メール・写真・ブックマークのバックアップを取りました。知らなかったけどこんな機能もあるんですね。


で、翌日。ドコモショップに向かいました。ショップの店員さんは一通りこねくり回した結果「目立った外傷もないので内部で断線しているのでしょう。修理します。無償で」とのことで一安心。ショップに来る前に、故障したのもいい機会だからもう905iにしちゃおうかと思ったのですが、周りの偉い方々から助言を頂いた結果、906i待ちのほうがいいんじゃね、という結論に達していたのです。有償修理だったらなんか払い損な気もするので、無償で何より。

修理に出している間の代替機を貸してくださることに。「水に濡らしたらこのシールがこうなって御代は19,000円頂くことになります」とかいう脅しを聞きながら受け取った代替機がP902iS。「D902iは無い」「お貸しできる中で一番使いやすいモノと思われます」とのことでP902iSを受け取ったのですが、それがちょっと嬉しかったり。だって902iSですよ。902iより新しい。僅差ではあるけれど。代替機ということで汚かったのが悲しかったけど。せめて埃とかは取り除いて欲しい…。

あとは念の為再度メールや写真のバックアップをとって、おサイフケータイの移管手続きをして(これ忘れがち)、D902iとしばしのお別れです。あ、D902iのバッテリーは個人で保管しなければならないので注意です。持って帰れと言われます。修理は1週間ほどかかるとのこと。


で、P902iSを使い始めたのですが、これがまた慣れないから良く分からない。良く分からないけれど、それがまた楽しい。なかなか他の携帯を弄ることってありませんからね。ドコモショップへ行けばホットモックはあるけれど、普段良く量販店などではただのモックしかおいてないので。

そして気づくことも多い。この機能はPが使いやすい、ココはDが使いやすい、と。やはりと言うか当然一長一短はありますが、それを見つけるのも面白い。DはPに比べてやはりもっさりしていますね。Pはi-modeもアプリもカメラもサクサク動く。iとiSの違いはあるけれど、同じ902シリーズとして考えるとPはこの点では優秀なのかもしれないです。D902iでは動かないニコモバP902iSなら動くし。

って今更902iのレビューをしても仕方ないのですが、こうやって使ったことのない機種で遊べると言う点で、たまには故障するのも悪くないと思ったのでした。D902iに戻りたくなくなるかも。