油そばのススメ

僕は無類の麺好きであるわけなのですが、無類といったら言い過ぎかな、一日三食全て麺だったら少しへこむな、まあそれなりに麺が好きなのですが、みなさんは麺は好きですか?どんな麺が好き、と聞かれたらなんて答えるでしょう。うどん?そば?ラーメン?パスタ?きっとそのどれかを挙げられたことと思いますが、僕だったらこう答えます。油そばが好きだ、と。ラーメンとも違う異質な存在、そんな油そばを挙げられた方はそういないと思います。むしろ、「油そばって何?」と言われてもしかたありません。あまり身近ではないですもんね、油そば。名前の響きもいかにもこってりとした感じで、「私、油っぽいのはダメなの」と言うような人には見向きもされないような油そばですが、これが美味しいのです。今日はその魅力をお伝えしたいと思います。

油そばとは

吉祥寺〜東小金井付近のラーメン屋でよく見られるメニュー。茹でた麺をラード・醤油などから出来た油分の多いたれにからめたもの。酢とラー油をかけて食べるのが通と言われている。キムチや納豆を付け合わせることもある。

亜細亜大の近くにある珍珍亭という店が発祥の地と言われる。東小金井の宝華、吉祥寺のぶぶかなどの店が有名。

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見た目はこんな感じ。
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確かにこってりはしているのですが、ラー油や酢を加えることで食べやすくなります。個人的にはあまり好きではないのですが、生卵を加えるとマイルドになったりもします。

普段吉祥寺のぶぶかで食べることが多いのですが、それでも好きなときにいけるわけではないので、食べたいと思ったときに食べることが出来たらなあ、と思っていました。じゃあ、家で作ればいいじゃないか!という事で自宅で油そばを作ってみました。

油そばの作り方

最近ではたまにスーパーでも油そば(生麺とタレのセット)が売っている時もありますが、スーパーによってあったりなかったり、また時期によってあったりなかったりします。明星食品からカップ麺の油そばが発売されているときもあります。

しかし確実に手に入れるには、常に油そばの麺やタレを扱っているお店で買うこと。今回は吉祥寺の「竹田製麺所」さんで購入しました。

こちらのお店、リアル店舗以外にも楽天でもお店を持っているのでオンラインで購入することが可能です。店舗は一見、卸売り専門店のようにも見えますが小売もしているので普通に買うことが出来ます。ちょっとドキドキしたけど。

購入したのは「手もみラーメン280g(160円)」と「油そばのたれ(160円)」です。麺は太麺がよく合います。

具も準備しましょう。チャーシュー、メンマ、ゆで卵を準備。

作り方は簡単。麺を茹でます。

ざるにあげてお湯を切り、器に盛ってタレを絡めます。

具を乗せれば…

出来上がり!

海苔と白髪ネギをラー油で和えたものも乗せました。これにお好みでラー油や酢を混ぜて食べます。ぶぶかではマヨネーズやキムチのトッピングもあるので、それもまた合うと思います。貝割れ大根なんかを乗せたらさっぱり食べられそうですね。

このタレがぶぶかと遜色ない味付けなので、もうこのタレさえ買えば外で食べなくてもいいんじゃないかと思うくらいです。かかった食材費も1食分160円プラストッピング代なのでお店で食べるよりも安上がり。もうこれは食べるしかない!


という事で簡単で美味しい「油そば」を是非食べてみてください!って別に僕は油そば業界の回し者でもなんでもないのですけどね。